
こんにちは。Junです。
海外生活が長いと、在住先の国でパスポートの有効期限が迫って来て、「どうしよう・・・。」と焦ってしまうこともあるのではないでしょうか。
わざわざ日本に帰って、パスポートの更新をするのは旅費の無駄ですので、滞在国でパスポートを更新しましょう。
そこで、今回は、海外でパスポートを更新する手順をご紹介します。
今回の例はフィリピンのマニラですが、他の国でもだいたい手順は同じだと思います。
目次
パスポートの更新方法
海外でパスポートを更新する場合は、その国の日本大使館に行き、更新手続きをする必要があります。
更新にはお金はもちろん、他にも準備するものがありますので、何が必要かチェックしていきましょう。
更新時に必要なもの
①一般旅券発給申請書
これは、大使館のホームページからダウンロードして事前に記入が可能です。当日の手続きの手間を省きたい方は事前に記入し印刷しておきましょう。
②写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm,正面,無帽,無背景,6ヵ月以内に撮影されたもの)
モールで、日本のパスポートサイズの写真を撮影して、当日持参しましょう。写真の裏に名前を書いておく必要はありません。
個人的にオススメの写真屋さんはSMメガモールの中にある、富士フィルムのお店です。撮影後、光の具合や色など自然な形で修正してくれるので、仕上がりはとても良いです。日本のパスポート用の写真サイズもお店の人が把握されているので、「日本のパスポート更新のために来た」といえば、すぐに撮影してくれます。値段も日本のものに比べ、とても安いです。(200ペソぐらいだったと思います。)
③現在所持している有効なパスポート
パスポートの期限が切れてしまった場合、新規で作り直す必要があります。(今回は新規で作り直す手順は割愛させていただきます。)
④顔写真付きの身分証明書
これは、大使館に入る時に必要になります。運転免許証でもいいですが、受付のスタッフはフィリピン人ですので、英語で名前が書かれた身分証明書の方がいいでしょう。
フィリピンでお仕事をされている方でしたら「会社のID」、3ヶ月以上フィリピンに滞在されている方でしたら「ACRカード」などが利用できると思います。
⑤6ヵ月以内に発行された戸籍謄(抄)本
本籍地等記載事項に変更がない場合は不要です。日本で海外転出届を出された方でも、本籍地等の変更がなければ、不要です。
当日の流れ
①大使館に着くと、まず受付で訪問の目的を記入したり、荷物チェックが行われます。荷物チェックの時、携帯電話やパソコン、タブレットなどのガジェット類は回収されますので、当日はなるべく持っていかない方がいいでしょう。
②手続きを終えると、番号札を渡されますので、受け取って、大使館の中に入ります。
③中で、自分の番号が呼ばれたら、窓口に行き、「一般旅券発給申請書」、「写真」、「現在所持している有効なパスポート」を渡します。
④係りの人から、「〇月〇日以降に来てください」と言われますので、その日以降に取りにいくことが可能です。(だいたい1週間ぐらいかかります。)
⑤パスポート受け取り時に、お金を払います。尚、更新にかかる金額は以下となっております。(2018年4月1日現在)
10年旅券 | 7150ペソ |
5年旅券 | 4950ペソ |
以上で、更新の手続きは終わりです。
更新したあとのビザについて
旧パスポートにワーキングビザや観光ビザのスタンプが押されている場合、パスポート更新後は2冊を持ち歩くか、フィリピン出入国管理局(Bureau of Immigration,電話:02-527-3254)で新しいパスポートに転記してもらう必要があります。
私は2冊持ち歩くことにしています。理由はフィリピンのイミグレーションは仕事が遅いので、多分スタンプを転記してもらうだけでも、かなり時間がかかりそうなので・・・。
他の国はどうかわかりません。国によって取り扱い方が異なると思いますので、管理局に問い合わせておいた方がいいでしょう。
まとめ
今回は、海外(フィリピン マニラ)でパスポートを更新する手順をご紹介しました。
更新のために日本へ一時帰国するのは旅費の無駄ですので、海外在住者の方は海外で更新を済ませてしまいましょう。
大使館の情報
住所:2627 Roxas Blvd., Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines
営業時間:08:40 ~ 12:00 / 13:30 ~ 16:30
定休日:土日祝
電話番号:(63-2) 834-7508
メール:@ma.mofa.go.jp
公式HP:在フィリピン日本大使館
フィリピンの巨大商業施設「モールオブアジア(MOA)」の近くにあります。
移動にはGrabを使うと良いと思います。