
こんにちは。Junです。
皆さんは、日本語を教える時、どのようにして教案を作っていらっしゃいますか? 新米教師の私は教え方の手引きを参考にしたり、ネット上にある教案を調べまくったりして、作っています。
実際に、同じような境遇の先生方もたくさんおられるのではないでしょうか?
そこで、今回は教案を作る時に参考になるウェブサイトをまとめて見ました。
目次
1. 日本語NET
「みんなの日本語」をはじめ、「げんき 初級日本語」や「中級へ行こう」など様々な教科書の教案が無料で公開されています。
導入では教師と学生の発話が一文一文、丁寧に書かれていて、とても参考になるサイトだと思います。
まだ、様々な教材の教案が公開されていますが、まだ全課の教案は公開されていないようなので、今後も増えることを楽しみにしています。
2. 日本語教師N1net
私が教育実習の時に、とてもお世話になったサイトです。
こちらも1の「日本語NET」同様に「みんなの日本語」の教案が無料公開されています。
こちらは全課そろっているので、「みんなの日本語」を学校で使っている先生にはオススメです。
また、教案だけでなく、JLPTの文法解説やオススメ書籍の紹介など、情報がたくさんあるので、一度、ご覧になってみてください。
3. 日本語教師の教案
「みんなの日本語」の教案に特化したページです。
各課の各文型をどうやって直接法で教えるのか、シンプルに書かれています。
練習問題もあるので、真似して授業で使うことも可能です。
4. 海外の日本語教師ブログ「日本語教師は見た!」
日本語教師歴15年以上の佐藤さんが、みんなの日本語を中心に教材、イラスト、フラッシュカード、教案などを発信されています。サイトはとても見やすく、大変参考になります。
まだ、新しいウェブサイトで情報量は少ないので、今後増えることを期待しています。
>>海外の日本語教師ブログ「日本語教師は見た」のページを見てみる
5. 毎日のんびり日本語教師
中国で日本語教師をされている方のブログです。
こちらの文法講座ではN1〜N5の文法について、シンプルに解説してくださっています。
写真と一緒に例文もあって、とてもわかりやすいです。私は中上級文法の意味を調べるときに、よく利用しています。
6. 日本の言葉と文化
日本語の中で似ている文型や単語の違いについて解説があったり、「みんなの日本語」の教案、日本文化に関する記事があります。
まだまだ新しいサイトのようで記事数は多くないですが、日本語教師にとって役に立つ情報が多いので、今後に注目しています。
7. まるごと 日本のことばと文化 教師用リソース
国際交流基金オフィシャル日本語コースブック「まるごと 日本のことばと文化」の教師用リソースページです。
最近、注目を集めている「トピックシラバス」ですが、これまで「文型シラバス」で日本語を教えてこられた方はどうやって教えたら良いかわからない、という人もいらっしゃると思います。
このページでは、教える時に使用するための音声や単語リストだけでなく、教え方のガイドラインや実際の授業を撮影したビデオなど、参考になる情報が盛り沢山です。
まだ、「まるごと」を使っている学校はほとんどないと思いますが、新しいシラバスでの教え方を学習してみてはいかがでしょうか。
>>まるごと 日本のことばと文化 教師用リソースのページを見てみる
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は6つだけしか紹介しませんでしたが、ネット上にはまだまだ沢山、無料で公開されている教案があります。
ですが、今回、紹介したウェブページだけでも十分、役に立つので、まずは、今回のウェブページをチェックして教案を作ってみてください。
少し、物足りないようであれば、教え方の手引きや他のページも参考にして、ボリュームアップするといいと思います。