
フィリピンに観光ビザで入国し長期滞在を考えている人は、「捨てチケット」を買っておく必要があります。
意外に、そのことを知らず「危うく入国できなかった」という人も中にはいらっしゃいます。
そこで、今回はこの「捨てチケット」とは何なのか、どうやったら安く購入できるのかを紹介します。
捨てチケットとは?
捨てチケットは名前の通りですが、「捨てるためのチケット」です。
「どうして捨てるためのチケットを買わなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、フィリピンには片道チケットで入国することができません。
ですから、日本の空港でチェックインの際に、「帰国チケット」もしくは「他の国へ行くためのチケット」の提示を要求されます。
これがないと、フィリピンへ行くことはできません。
ですから、「帰りの予定が決まっていないけど、とりあえずフィリピンに入国したい」と考えている人は帰国用もしくは他の国へ行くチケットを買っておく必要があります。
でも、捨てるのに、わざわざ日本へ帰るためのチケットを買うなんてお金が勿体ないですよね。
そこで、捨てチケットを安く買う方法を教えます。
捨てチケットを安く買う方法
捨てチケットは他の国へ行くチケットであれば、韓国でも、台湾でも、シンガポールでもどこでもいいです。ただし、観光ビザが有効な1ヶ月以内のチケットである必要があります。
ですから、捨てチケットを探す際のポイントは次のようになります。
①フィリピンから一番安く行ける国
②観光ビザが有効な1ヶ月以内
このポイントを元に、格安飛行機を探すわけですが、各航空会社の値段を調べるのは面倒ですよね。
そこで役に立つのがスカイスキャナーというサイトです。
スカイスキャナーとは?使い方は?
「スカイスキャナー」は旅行先と日程を指定すると、各航空会社のチケット代を安い順に表示してくれるかなり便利なサイトです。
捨てチケット探しにはもちろん、普通に海外旅行を考えている人にもおすすめです。
検索方法はとても簡単で、「出発地」と「目的地」、「日付」を選んで検索ボタンを押すだけです。すると、システムが自動で各社の航空券の値段を調べて、安い値段の順に一覧を表示してくれます。
このシステムの最も良い点は、日付指定ではなく、月指定ができることです。
捨てチケット購入目的の方は、とにかく安いチケットで観光ビザが有効な1ヶ月以内であれば何でも良いわけなので、この機能はかなり役に立ちます。
ちなみに、私の経験上、マニラから一番安く行ける国は「マレーシアのコタキナバル」です。
試しに、マニラ発からコタキナバル着で「12月」を指定し、検索してみると下の写真のようになりました。
すると、青枠の12月3日を見ていただければわかりますが、たったの約3,000円で買えることがわかります。
他の国はチェックしていませんが、フィリピンから近い国であれば、お手頃価格の航空券が見つかると思います。
探すのが面倒という人はマレーシアのコタキナバルをチェックしてみるといいです。
さいごに
今回はフィリピン入国時に必要な「捨てチケット」について紹介しました。
これからフィリピンへ行かれる方で帰国日がまだ決まっていない方は、捨てチケットの購入を忘れないようにしましょう。