
フィリピンに来たことがある人はわかると思いますが、フィリピン料理って正直あんまり美味しくないですよね。
こんなこというと「は?美味しいよ!何言っているの?」という人もいると思いますが、フィリピン料理って油っぽい物が多かったり、味付けが濃かったり、野菜が全然入っていなかったりで、僕はいまいち好きになれないんですよね。
ところが、最近フィリピンで「manan」というフィリピン料理の店が現地の人、外国人に人気があるそうで、半信半疑でレストランに行ったら、本当に美味しかったので、今回はフィリピン料理が苦手な人でも楽しめるレストラン「manan」を紹介したいと思います。
目次
人気急上昇中の創作フィリピン料理レストラン「Manam」
正式名称は「Manam Comfort Filipino(マナム・コンフォート・フィリピノ)」という店でして、数年前にオープンしてから、徐々にその人気は上昇し、今では常に列ができるほどの人気レストランになりました。
料理はフィリピンの典型的な料理である「シニガン」や「シシッグ」、「アドボ」などを提供していますが、そこらのフィリピンレストランやローカルの食堂の物とは違い、レストラン独自のアレンジが入っていて、現地の人のみならず外国人でも美味しく楽しめるような味付けになっています。
店舗は2018年11月現在、マニラに5店舗あります。(BGC、グリーンベルト(マカティ)、SMモール・オブ・アジア、SMメガモール、Ayala fairview terraces)
上の写真は2018年にオープンしたSMメガモールのManamの写真です。
お店の雰囲気は?
私が訪れたのはSMメガモールのManamなのですが、こちらの店は比較的、店内は明るめで賑やかでした。
Manam(マナム)のメニュー
Manamのメニューは下の写真のようにちょっとおしゃれなデザインになっています。
メニューはそれぞれ、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズの3つから選べるので、一人で行く場合、友達や家族と行く場合など状況に応じてサイズを選ぶことができます。

出典:https://momentgroup.ph/index.html@p=771.html
色々注文してみた
今回、僕が訪れて実際に注文したメニューを紹介します。
1. スイカとビーフのシニガン(Sinigang na Beef Short Rib & Watermelon)
Manamで一番有名かつ人気のメニューがこのスイカのシニガンです。
シニガンはフィリピンの代表料理の1つで、タマリンドと呼ばれるかなり酸味のある果物を使ってスープを作るので、かなり酸っぱく、苦手とする外国人が多いのですが、このスイカのシニガンは全然酸っぱくありませんでした。
味も従来のシニガンとは全くの別物で、例えるならビーフシチューに近い味です。
シニガンが苦手な人でも食べやすく、かなり美味しいので、フィリピンへ旅行される方はぜひ食べてみて欲しいです。
2. シシッグ(House Crispy Sisig)
シシッグは豚の耳やミンチにした肉を唐辛子やにんにく、しょう油などで炒めた料理で、酒のつまみにはもってこいの料理です。
Manamのシシッグはすごく食感がサクサクしていて、味も美味しかったので、日本人でも美味しく食べられる料理だと思います。
3. ナスの炒め物(Kulawo with Chicharon )
スライスしたナスを玉ねぎやトマトなどと炒めた料理です。
ナスの上にはChicharonと呼ばれる、豚の皮を揚げたものが細かく潰されてのっているので、食べた時に少しサクッとした食感があります。
4. ウベのシェーク(Ube + Sago)
デザートには、ウベのシェークを注文しました。
ウベはダイジョと呼ばれる芋の一種で、フィリピンでは良くデザートやお菓子に使われます。
また、シェークの上にのっているものは"sago”と呼ばれるもので、日本でいうタピオカみたいなものです。
ウベは典型的なフィリピンのスイーツなので、初めてフィリピンへ来られる方はぜひトライしてみてください。
最後に
今回は美味しいフィリピン料理が食べられるレストラん「Manam」を紹介しました。
旅行でフィリピンへ訪れる予定の人は、せっかくなので、フィリピン料理を食べて見たいですよね。
もし、美味しいフィリピン料理を食べてみたいと考えている人はManamへ一度行ってみてください。