【移住希望者必読】フィリピンでの生活にかかる費用を紹介します

どうも、Junです。

僕は2017年1月からフィリピンのマニラで生活しています。

フィリピンのような発展途上国で生活すると、日本に比べ生活費を抑えることができるわけですが、実際にどれぐらい毎月必要なのか気になりますよね。

そこで、今回は僕の生活を例に毎月の生活でかかる費用を紹介します。

補足
わかりやすくするために1ペソ = 2円として計算しています。

フィリピンの生活でかかる費用の種類

先に、フィリピンで生活するためにかかる費用の種類と値段をまとめると以下のようになります。

費用の種類と1ヶ月にかかる値段
  • 家賃:7,500ペソ
  • 電気代:0ペソ
  • 水道代:0ペソ
  • 洗濯(クリーニング)代:520ペソ
  • 家のインターネット:500ペソ
  • 携帯代(インターネット・電話代):200ペソ
  • 食費:12,500ペソ
  • その他(衣類、シャンプー、交際費など):2000ペソ

 

合計:23,220ペソ(46,440円)

僕は就労ビザでフィリピンに住んでいるので、ビザの費用は会社負担です。

もし、観光ビザで入国して長期滞在を考えている方は、ビザの更新費用も追加で必要です。

それでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。


1. 家賃

まず家賃ですが、僕の場合はコンドミニアムに住んでいまして、月1万5,000ペソ(3万円)かかっています。

ただ、僕の場合はルームシェアをしているので、その半額の7,500ペソ(1万5,000円)だけ払っていることになります。

住んでいる場所はパシッグと呼ばれる街で、マカティに次ぐビジネスエリア「オルティガス」から徒歩20分程度のところです。

周辺にはコンビニやスーパー、モールがありますし、フィリピンの巨大モール「SMメガモール」へも、トライシクルを使えば、15分程度でいける場所なのでかなり便利です。

コンドミニアムにはプールもありますし、立地条件なども考慮すると、この値段はかなりお手頃だと思います。

ということで、私が毎月払っている家賃は7,500ペソ(1万5,000円)です。

なお、もっとコストを抑えたければ、1万ペソ程度の場所もたくさんあすし、アパートなんかですと、数千ペソで借りることもできます。

アパートとコンドミニアムの違いは?
アパートの場合、プールやジムがありません。それから警備の人もいない場合が多いです。しかしその分、家賃は安くなります。

2. 電気代

フィリピンは日本に比べると物価が安い国ですが、全てが安いわけではありません。

その中の1つが電気代で、実はフィリピンの電気代は日本の電気代とほぼ同じなんです。

ですから、夏場にエアコンをガンガンに使ってしまうと請求書を見てびっくり・・・なんてこともあります。

ちなみに、僕のコンドでは毎日エアコンを使っているため毎月3,000ペソ程度かかっていますが、ルームメイトが全て払っているので、負担は0ペソです。

っということで、電気代は0ペソです。

ちなみに、コンドミニアムによっては電気代が0円で、エアコン使い放題のところもあるようです。

私のフィリピン人の知り合いに電気代0円の人が2人いまして、2人とも「CITY LAND」という会社のコンドミニアムを利用しているそうです。

家賃も毎月1万ペソと僕のコンドよりも安いですが、ジムやプールもありますし、かなり好条件だと思います。

興味がある方はインターネットで調べてみてください。

3. 水道代

水道代はかなり安いです。

僕のコンドでは毎月、200ペソ(400円)程度です。

しかし、この費用も僕のルームメイトが払ってくれているので、僕の負担は実質0ペソになります。

4. 洗濯代

僕のコンドには洗濯機が無いので、2週間に1度、衣類を洗濯してくれる店に持っていきます。

お店はコンドを出てすぐの場所にありまして、値段は服の重さにより変動します。

僕の場合は仕事で着るシャツや部屋着などですが、1回あたり、260ペソ(520円)程度です。

2週間に1回利用するので、1ヶ月の費用は520ペソ(1040円)になります。

現地の人にとったら少し高いかもしれませんが、洗濯して服も全部たたんでくれるので、かなり助かっています。

5. 家のインターネット

僕のコンドでは「SkyCable(スカイケーブル)」という会社のインターネットを利用していまして、毎月500ペソで使い放題です。

フィリピンのネット環境は日本に比べ、あまり良くないですが、ネットサーフィンする程度でしストレスなく使えますし、YouTubeや映画を見る際も、割と問題なく見れます。

尚、フィリピンでは日本の動画配信サービス「Hulu」や「DMM」などは利用できません。

利用する方法は、以下の記事にまとめているので、気になる方は読んでください。

6. 携帯代(インターネット・電話代)

フィリピンでは日本の電話代のように毎月固定で払うタイプと、プリペードカードを買って必要に応じ、チャージする2つのタイプがあります。

日本からSIMフリーの携帯を持っていく場合は、後者のプリペードカードを買ってチャージする方法で携帯電話を使うことになります。

僕も必要に応じてチャージしてますが、電話はほとんど使わないし、家の中や会社、モールの中ではWi-fiが使えるので、1ヶ月に2回程度しかチャージしません。

プリペードを買う場合も1週間で100ペソ(200円)程度なので、出費はかなり低いです。

ということで、毎月平均2回プリペードカードを買うとして、負担は200ペソ(400円)になります。


7. 食費

続いて、食費です。

正確な数字を出すのは難しいので、ざっくりと計算すると次のようになります。

平日の食費

まず平日の食費ですが、僕は朝、基本的にインスタントコーヒーしか飲まないので、1杯6.5ペソ(13円)程度です。

昼は会社で食べますが、毎日弁当みたいなものを売りにくる人からフィリピン料理を買ってまして、それがだいたい60ペソ(120円)です。時々、追加でおかずを買って80ペソ(160円)になることもあるので、間をとって70ペソとしておきます。

夜は外食が基本ですが、たいてい現地のローカルの食堂を利用したり、モールのフードコートを利用することが多いです(それぞれの利用頻度は半々)。

現地の食堂は1食70ペソ(140円)程度で、モールのフードコートだと1食150ペソ(300円)程度です。

また、金曜日はたいていレストランで食事するため、1食400ペソ(800円)程度かかります。

ということで平日1週間分の費用は次のようになります。

平日1週間の食費
朝:コーヒー
→6.5ペソ×5日 = 32.5ペソ(65円)
昼:弁当
→70ペソ×5日 = 350ペソ(700円)
夜:食堂(月・火) / フードコート(水・木) / レストラン(金)
→70ペソ×2日 + 150ペソ×2日 + 400ペソ ×1日 = 840ペソ(1680円)

合計すると、1,222.5ペソ(2,445円)かかっていることがわかります。

休日の食費

続いて、休日の朝はファストフード店「ジョリビー」や「マクドナルド」のモーニグセットを食べたり、食堂を利用することが多いです。

ファストフード店のモーニングセットは150ペソぐらいです。

昼はモールで食べることが多いですが、比較的リーズナブルなものを食べることが多く、1食200ペソ(400円)程度です。

そして、夜は少し高いレストランで食べることが多く、300ペソ〜500ペソです(間をとって、400ペソとしておきます)。

ということで休日(土日)の費用は次のようになります。

休日の食費
朝:ファストフードのモーニングセット
→150ペソ×2日 = 300ペソ(600円)
昼:(リーズナブルな)レストラン
→200ペソ×2日 = 600ペソ(1,200円)
夜:レストラン
→400ペソ×2日  = 800ペソ(1,600円)

合計すると、1,700ペソ(3,400円)かかっています。

つまり、1週間、日曜日から土曜日まで合計すると、2,922.5ペソ(5,845円)かかっています。

そして、1ヶ月に換算すると、2,922.5 × 4 = 11,690ペソ + (2日、3日分の食費)で、だいたい12,500ペソ(2万5,000円)になります。

8. その他(衣類・シャンプー・交際費など)

最後にその他の費用ですが、僕は基本的に家に引きこもることが多いので、かかる費用としては歯磨き粉やトイレットペーパー、シャンプーなどの生活必需品がほとんどを締めます。

正直、この値段は月や時期によって変動するので計算できません。

ですが、1年の支出を平均して2000ペソを超えることは無いと思うので、とりあえず2,000ペソ(4,000円)としておきます。

まとめ

今回はフィリピンで生活する際にかかる費用をざっくり計算しました。

僕の場合はあまり「食」以外にお金を使わないため、1ヶ月あたり5万円以下で生活することが可能です。

これからフィリピンに長期滞在したい、移住したいと考えている方は、僕の生活費を参考にどの程度かかりそうか計算してみてください。

田舎の方に住めば、家賃や食費はもっと抑えることができると思いますし、うまく生活すれば僕よりも安い費用で生活することも十分可能だと思いますよ。

フリーランスとして、ある程度仕事ができる人なら、フィリピンで暮らしながらお金を稼ぐという手段もありだと思います。

海外で勤務する場合、転出届を出せば、住民税が0円になりますし、日本で働くよりもかなりお得だと思いますよ。

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