
海外に住んでいると、日本との習慣の違いに驚くことがありますね。その「異文化理解」が、旅や海外生活での醍醐味でもあるんですが、受け入れがたい習慣も数多くあります。
そこで、現在フィリピンに住んでいる私が感じたフィリピン人の変な習慣を紹介したいと思います。
目次
1. ドライヤーなんて不要!自然乾燥あたりまえ
フィリピン人は朝シャワーを浴びる習慣があります。
でも、シャワーを浴びたあと、髪はドライヤーで乾かさず自然乾燥が基本です。ですから、毎朝、街を歩いていると髪がベチャベチャの女性をよく目にします。1人、2人ならまだしも、たくさんいます。
日本でそういった光景を見ると、「ちょっと大丈夫?」と思ってしまいますね。でも、フィリピンではそれが一般的で、ドライヤーを使わない人が多いのだそうです。
そもそもフィリピン人はドライヤーを持っている人が少なく、たいていの人は自然乾燥か扇風機やエアコンの風を使って乾します。
そして朝は忙しく時間がないため、たいていの女性は髪が濡れたまま出勤や通学をするそうです。
フィリピンに旅行で来たら女性の髪をチェックして見てください。
2. トイレ後に手を洗わないフィリピン男子!
皆さんはトイレの後、普通、手を洗いますね。
でも、フィリピン男子はトイレ後、手を洗わない人がかなり多いです。小便を終えるとササっと出て行きます。時には、小便を終えた後、手は洗わないので、入念に髪をセットし始める男性もいます。
また、トイレを流れていないことも多いです。。
フィリピン人男性は短髪の人多く、ヘアースタイルもパシッと決まっていて清潔感があるので、綺麗好きな人が多いものと思っていましたが、これはフィリピンに来て一番衝撃を受けた出来事でした。
ちなみに、フィリピン人女性はどうか知りませんが、きちんと手を洗っていることを願うばかりです。
女性の方、ぜひ、チェックして見てください。
3. 1,000ペソなんていらないよ!受取拒否するフィリピン人
フィリピンで一番大きい紙幣は1,000ペソです。日本円にすると2,000円前後ですね。
ATMで大きい額を引き出すと、もちろん1,000ペソ札で出てくるわけですが、なんとこの1,000ペソが全然使えません。
コンビニやデパートなら使えることが多いのですが、ローカルの小型ショップやタクシー、トライシケル、電車、ジープニーなどの乗り物、ローカルの小さな食堂では受け取りを拒否されるケースが多いです。
ですから、それらを利用したい場合はコンビニで小さな買い物をして、100ペソや50ペソを入手する必要があるわけです。
なんとも不便ですね。500ペソでも拒否される場合がありますので、100ペソを大量に所有しておくことをおすすめします。
4. 「おやつ」もがっつりフィリピン人
フィリピンでは、日本と同じく1日3食、そして3時〜4時のおやつタイムがあります。
おやつのことをタガログ語で「ミリエンダ」といい、毎日おやつタイムになると「ミリエンダ」を売りにくるおばさんがいます。
そして売っているものはチョコレートやキャンディーなどのお菓子かと思いきや、フィリピン料理の「パンシット」や「アフリターダ」などです。もうおやつじゃありません。主食です。
中には揚げバナナなどおやつチックな物も売っていますが、高カロリーです。ボリュームがありすぎます。。。
フィリピン人は毎日、ミリエンダに主食級のご飯をペロリと食べてしまい、さらに夜ご飯もいつも通りペロリと食べてしまいます。
だから、ふくよかな人が多いわけですね。
5. 貯金なんてしてられない!給料日には豪華な食事や買い物を楽しむフィリピン人
フィリピンでは貯金という概念があまりなく、皆お金があったらすぐに使ってしまいます。
購買意欲が高さもどの国よりも高く、とにかく計画性なくじゃんじゃん使います。
使うタイミングは給料日かその後で、お金が入るや否や家族でレストランで豪華な食事をしたり、スーパー、デパートで爆買いをします。
そのため、フィリピンでは給料が2回に分けて支給されます。支給日は会社により異なりますが、毎月、5日・20日、あるいは15日、月末が多いようです。
6. 誕生日には主役がみんなに奢る
誕生日って普通、主役がプレゼントをもらったり、ご馳走してもらったりしますよね。
しかし、フィリピンでは誕生日を迎える人が家族や友人、会社の同僚などにご飯をご馳走するというルールがあります。
何をご馳走するかは人によりますが、家族ならレストランで食事、会社の同僚などには勤務中にピザやハンバーガーなどをデリバリーで注文するのが一般的です。
せっかくの誕生日なのに、祝ってもらうためにお金を使わなけれあいけないなんて辛いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、フィリピン人の変な習慣でパッと思い浮かんだ物を6つ挙げてみました。
全体的にネガティブな習慣ばかり挙げてしまいましたが、僕はフィリピンもフィリピン人も大好きです。
ぜひ、フィリピンに来る機会があれば、日本や日本人との違いをチェックしてみてくださいね。