
こんにちは。Junです。
今回はフィリピンに行ったことがない人が気になりそうなことをざっくりまとめました。
フィリピンに旅行しようと考えている方や、フィリピンに行ってみたいと思っている方は参考にしてください。
目次
フィリピンってどんな国?
フィリピンは日本から飛行機で4時間半ほどで行ける国で約7,000の島々から成り立っています。
台風や火山の噴火、地震など自然災害によく見舞われますが、とても美しい海が多く、多彩な文化を擁する国です。
人は明るく陽気な人が多いので、すぐに仲良くなることができます。
16世紀後半から20世紀半ばまでスペインやアメリカの統治下であったこともあり、宗教は国民の大半がキリスト教徒で、このうちの8割がカトリックです。
そのためフィリピンには教会が多く存在し、幾つかの教会は外国人の観光地としても有名です。
フィリピンの公用語は「英語」と「フィリピン語」なので、英語が話せれば問題なく旅行できます。
フィリピン人の英語力はかなり高く発音も綺麗なので、日本人の留学先としても人気が高いですし、アメリカやヨーロッパなどからコールセンター業務のアウトソーシング先としてフィリピンを選ぶ会社も多いです。
現地の人は英語に長けていますが、話すときは現地の言葉(フィリピン語、ビサヤ語など)をよく使います。ですから、「現地の人ともっと仲良くなりたい」、「もっと会話に参加したい」という方はフィリピン語(タガログ語)を勉強することをおすすめします。
どんな料理があるの?
フィリピン料理は全体的に味が濃く、カロリーが高い料理が多いです。
野菜が主の料理はそれほど多くないので、フィリピンに住む予定の方は自炊もした方が良いでしょう。
料理については別の記事にまとめましたので、こちらを参考にしてください。
水は飲んでも大丈夫?
よくガイドブックには「レストランの水や氷には気をつけてくださいと」書いてありますが、基本的にウォーターサーバーの水を提供しているので、飲んでも問題はありません。
ただし、不安な方はコンビニでミネラルウォーターを買っておくと良いでしょう。値段も日本より安く、20ペソ以下で買えます。
入国時にビザ必要か?
フィリピンにはビザなしで入国できます。
しかし、フィリピンに入国するためには、帰りのチケット、あるいは他の国へ行く予定のチケットが必要です(通称:捨てチケット)。空港で必ず確認されますので、帰国や他の国へ行く予定がない方は、捨てチケットを買っておきましょう。
また、フィリピンにはビザなしで入国できますが、30日以上滞在される方は移民局へ行って観光ビザを延長する必要があります。
物価は?
一般的に日本の半分〜3分の1ぐらいと言われていますが、物によります。
料理はレストランで食事をするのであれば、1回の食事で800円〜ぐらいしますし、日本のレストランで食事する時とあまり変わりません。
また、観光スポットへ行かれるのであれば、旅行者向けの価格で物が売られているので、それなりの値段はします。
ですから、旅行者があまり物価の違いを感じる場面は少ないと思います。強いていうなら、タクシーやGrabなどの交通機関でその違いを体験できると思います。
フィリピンで生活する場合は、現地の食堂やスーパー、などを利用することになるので、物価の違いを体験することができるでしょう。
無料のWi-Fiが使える場所は?
フィリピンでWi-Fiが利用できる場所は主に以下の場所です。
- 空港
- ホテル
- モール
- 一部のレストラン・カフェ
フィリピンではたいていのモールで無料のWi-Fiが利用可能ですが、現地の電話番号をもっている必要があります。
モールによっては1日中Wi-Fiが使えるところもありますが、だいたいのモールは1時間のみ無料で利用可能です。
日本でしたら、スタバやマクドナルドでWi-Fiを利用する人が多いと思いますが、フィリピンのスタバやマクドナルドには基本的にWi-Fiがありません。
一部のレストランでWi-Fiマークのあるところは無料で利用可能ですが、パスワードは店員に聞かなければわからないところが多いです。
利用できる交通機関は?
フィリピンを旅行する時に利用できる主な交通機関は以下です。
- バス
- タクシー
- ジープニー
- トライシケル
- 電車(マニラ周辺のみ)
- Grab
安全に旅行したい方はGrabを使うことをおすすめします。
運賃があらかじめわかるのでぼったくりはありませんし、クレジットで自動引き落としも可能なのでとても便利です。
現地の乗り物に乗ってみたいという方は「ジープニー」にトライしてみるのもいいと思いますが、土地勘がないとどこで降りれば良いのかわからないですし、稀に強盗にあうケースもあるので個人的にはあまりおすすめできません。
「トライシケル」は移動範囲がかなり短いので、ちょっと近くのスーパーやコンビニへ行く時に利用するもので、旅行者向けというよりは現地で暮らす人向けの乗り物です。
コンセントの形状は?
フィリピンのコンセントの形状は日本と同じA型と呼ばれるものです。 ですから、変換プラグは不要でそのままコンセントに差し込むことができます。
しかし、日本の電圧とフィリピンの電圧が異なるので、注意が必要です。
日本の電圧:100V
スマホやパソコンなど最近の電化製品は220Vまで対応しているものが増えてきましたが、中には100Vまでしか対応していないものも時々あります。
それらをフィリピンで使うと一瞬で壊れますので、コンセントに差し込む前に220V対応かどうかチェックしてください。
未対応であれば、変圧器を使わない限りフィリピンで使うことができません。
治安はどうなのか?
治安について気になる人は多いでしょう。
フィリピンといえば、日本人の観光客が睡眠強盗にあったり、銃やナイフで脅され金を取られたというニュースもけっこう多く、危険なイメージを持っている人も多いと思います。
さらに、外務省が公表している危険情報でも、下図のようにフィリピン全土にわたり十分な注意が必要と警告があります。(2018年7月1日現在)
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/map/2018T014_1_Detail.html
ちなみに、私が以前住んでいたマレーシアは下図のように東の端を除いては特に警告がありません。(2018年7月1日現在)
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/map/2017T067_1_Detail.html
この図から、「フィリピンはかなり危ない国だ」というイメージを持たれた方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的なことさえ注意しながら旅行すれば、トラブルに会うことは稀です。
「基本的なこと」とは具体的に以下です。
- 人通りが少ないところには行かない。
- 知らない人にはついて行かない。
- 大金を持ち歩かない。
- ジープニーやトライシケルなど、ローカルの乗り物は極力避ける。
- 移動はGrabを利用する。
「そんなこと誰でも知ってるし、注意している!」と思う方も多いと思いますが、それでも毎年フィリピンで多くの日本人が被害に遭われています。
特に日本人の方が被害に遭われるケースとしては、睡眠強盗が多いです。
これは見ず知らずの人に話しかけられ、その流れで仲良くなり、一緒に食事をしている際にこっそり飲み物に睡眠薬を入れられ眠らされるという流れです。
ですから、見ず知らずの人が話しかけてきても、無視するなり、相手にしないことが大切です。また、万一、被害にあった場合のことを考えクレジットカードや大金は持ち歩かず、必要最低限のお金だけ持って観光した方がいいでしょう。
フィリピンは確かにスリや強盗が多いですが、上の基本的なことさえ気をつけて入れば楽しく旅行できます。
これはマカティにあるショッピングモールとその周辺の写真です。(画像がブレブレですみません。。。)
写真からわかる通り、多くの人が夜でも街の中を歩いています。
「フィリピンでは、夜に外を歩くことができない」というようなことは決してありませんのでご安心ください。
旅行するのにおすすめの季節は?
フィリピンは基本的に1年中暑いですが、乾季と雨季があるので、旅行するなら乾季の時がいいでしょう。
雨季はだいたい6月〜11月で、台風が来ることもあるので、それ以外の月に旅行することをお勧めします。
私の感覚としては3月〜5月はフィリピンの夏と言われ、かなり暑いのでビーチへ行かれる方にはおすすめの季節だと思います。
12月〜2月は涼しく、泳ぐには少し寒いかも知れません。
さいごに
今回はフィリピンの基本的な情報について、ざっくりとまとめました。
今後も少しずつ情報を追記・修正していく予定なので、また定期的にチェックしてみてください。