
こんにちは。旅する先生のJunです。
海外で日本語教師をされている方は、現地で日本語の教材が買えなくて苦労している方も多いのではないでしょうか。
Amazonで注文したり、紀伊国屋がある国(例えば、台湾やマレーシア)では日本語の本が買えますが、日本で購入するよりもお金がかかります。
そこで、おすすめなのが、現地の国際交流基金を利用する方法です。こちらでは日本語の本を借りたり、コピーしたりすることができます。
今回は私の滞在国であるフィリピンの国際交流基金を例にもう少し、詳しく紹介していきます。
目次
国際交流基金の利用の仕方
国際交流基金はどこにあるの?
フィリピンの場合、マカティのパシフィック スタービル ディングの中に国際交流基金があります。(詳しい位置情報はこのページの最後にあります。)
ビルの23階に上がると、国際交流基金マニラのオフィスがあります。
ビルに入るには、1階の受付で身分証明書を預ける必要があります。ACRカードやパスポート、社員カードなど、必ず忘れないようにしてください。また、国際交流基金の図書館に入る時もIDの提示が必要になります。
つまり、身分証明書は2つ必要になります。
図書館で何ができるの?
国際交流基金の図書館でできることは主に以下の3つです。
①本をコピーする
国際交流基金では海外の日本語教師の方や学習者のために日本語の教材がたくさんおいてあります。これらの本を館内のコピー機でコピーすることが可能です。
料金はフィリピンの場合、1ページあたり、1.5ペソです(日本円で3円ぐらい)。
いかがでしょうか。日本でコピーする場合に比べ、だいぶ安いですよね。でも、現地の人が言うには、それでも高いそうです。大量印刷が必要な場合、本を借りて、フィリピン大学で印刷した方が、かなり節約できるそうです。
尚、当然のことですが、コピーした教材を、誰かに売ったり、あげたりするのはNGです。教室内のみでの使用となります。
②本を借りる
メンバー会員になれば、1度に2冊まで借りることが可能です(CDも一緒に借りられます)。返却期限は1週間です。
メンバー会員になるには、勤務している日本語教育機関からの推薦状が必要です。 校長先生に書いていただきましょう。
料金は1年間で、700ペソです。
③日本語を勉強する
館内では現地の学生、主婦、社会人の方が日本語を勉強されています。また、日本のコミックもあるので、漫画を読みにきている人もいるようです。
こちらは図書館の外から撮った中の写真です。中からの撮影はNGのため、外から写真を撮りました。
図書館の外にはソファもあるのでゆっくりと、くつろぐこともできます。
図書館の前には、日本語パートナーズのポスターやイベントなどの告知があります。
ビルの窓からはマカティの景色を楽しむこともできます。
国際交流基金 マニラの情報
住所:23/F Pacific Star Building, Sen. Gil Puyat Avenue corner Makati Avenue, Makati City, 1226 Philippines
営業時間(図書館):月〜金 10:00 ~ 07:00 / 土 09:00 ~ 01:00
定休日:日祝
電話番号:mail@jfmo.org.ph
メール:mail@jfmo.org.ph
公式HP:国際交流基金 マニラ
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、国際交流基金の利用の仕方について書きました。
ぜひ、海外で日本語を教えていて、国際交流基金が近くにある方は利用してみてください。
それでは!