
こんにちは。Junです。
以前、日本語教師として稼ぐにはどうしたら良いのかというテーマで書きました。
今回はこの中から「ブログ」をピックアップし、具体的にブログでどうやって収益を得るのか、日本語教師としてどんなことを発信すれば稼げるのかについて話したいと思います。
- ブログで収益を得る仕組みがわかる
- 日本語教師がブログで稼ぐ方法がわかる
目次
収益を得る仕組みは?
まず、ブログでどうやって収益を得るのか知らない方のために、簡単に説明しておきます。
ブログで稼ぐ方法は主に以下の3つあります。
- クリック型広告(Google Adsense)
- Amazonや楽天などの物販
- 成果型広告
これらでどうやって収益が発生するのか細かく見ていきましょう。
1. クリック型広告
日本語教師が教案や授業のアイデアを検索するときに利用するサイトで有名な物といえば、「日本語教師N1et」や「みんなの日本語の文型 U-biq」、最近では「日本語NET」などが思い浮かぶのではないでしょうか。
まだ未経験の先生や経験が浅い先生にとって、こういったサイトが無料で存在しているのは、とても有難いことですよね。
でも、無料で利用できるこれらのサイトですが、運営者には収益が入るような工夫がされているのです。
その中の1つが「クリック型広告」と呼ばれる物で、サイトの訪問者がウェブサイト上の広告をクリックすることで、運営者に報酬が支払われることになります。
もう少しイメージしやすいように説明すると、よくウェブサイトを見ていて、下の写真の青枠のような広告を目にしたことがありませんか?
●みんなの日本語文型 U-biq
●日本語教師N1et
●日本語NET
実はこれがクリック型広告というもので、訪問者が広告をクリックすると、運営者にお金が入る仕組みになっています。
クリック型広告を提供している会社は色々ありますが、中でも人気なのが、GoogleのGoogle Adsense(グーグルアドセンス)と呼ばれるものです。
Google Adsenseではクリック1回あたりの収益が他のどの会社よりも高く、多くのブロガーが導入しています。(10円〜40円)
ですから、サイトの訪問者を増やせれば増やせるだけ、広告をクリックされる可能性が増え、お金を稼ぐことができるようになります。
Google Adsenseを利用するにはブログの審査に合格する必要があります。ですから、ブログを作ればすぐに広告が貼れるというものではありません。
2. Amazonや楽天などの物販
他人のブログを見ていて、時々、Amazonや楽天の商品リンクが貼ってありませんか。
例えばこんなやつです。
実は、これも収益を得る手段の一つで、このリンクからAmazonや楽天のページに飛んで、商品を購入すると、購入代金の一部がブログ運営者に入る仕組みになっています。
収益は高いとは言えませんが、ブロガーの中には商品レビューをして、数万〜数十万円稼いでいる人もたくさんいます。
3. 成果型広告
クリック型広告は広告がクリックされると収益が発生する広告でしたが、成果型広告は広告がクリックされて、閲覧者が商品を購入したときに収益が発生します。
例えば、こんなやつです。
見た目はクリック型の広告と同じですが、こちらの場合は、広告をクリックされるだけでは収益は発生しません。
ですから、クリック型広告よりも収益に繋げるのは難しいんですが、案件によっては、1件3,000円以上の物もあるので、ブログで商品の魅了を紹介をサイト訪問者を惹きつけることができれば、稼ぐことが可能です。
ちなみに、この成果型広告を提供している会社は多数あり、代表的な物は以下です。
上記は全て会員登録費無料なので、ブログを始めたら登録しておくと良いでしょう。
以上がブログで収益を得るための仕組みになります。
日本語教師として何を書けばいいの?
ブログで収益を得る仕組みがわかったところで、今度は日本語教師としてブログで何を書いて、どうやって稼ぐのかを紹介します。
僕が考える「日本語教師がブログで稼ぐために書くべきこと」は以下の6つです。
- 日本語の教科書の紹介やレビュー
- 教案、教え方、授業のアイデア
- JLPTの対策問題
- 文法の説明、語彙の説明
- 日本文化
- 間接法での教え方
- ヒューマンアカデミーを紹介する
1. 日本語の教科書の紹介やレビュー
代表的な日本語の教科書といえば「みんなの日本語」ですが、今ではかなり多くの教材が出版されていて、どれがいいのか迷ってしまうことがありませんか。
ですから、そういった人のために市販の書籍のおすすめポイントや他教材との比較を書いて見るといいと思います。
収益はもちろんAmazonや楽天での物販となるので、高額ではありませんが、ちょくちょく売れると思います。
また、自分が本を買いたい時に、自分のサイトのリンクから購入した場合も収益が発生するのでかなりお得です。
2. 教案、教え方、授業のアイデア
これはおそらく一番授業が高いとものだと思われます。
私はまだ経験が浅いこともあって、よくインターネット上で授業のアイデアや日本語の教え方を探すことが多いです。
「でも、すでに色々なサイトがあるし・・・」と思われる方もいると思いますが、それらのサイトを見てみると内容が薄かったり、理解しにくかったりすることが無いですか?
そういったポイントを狙って書いて行くと、サイト訪問者も徐々に増え、Google Adsenseでの収益が見込めるでしょう。
3. JLPTの対策問題
Google Adsenseは広告がクリックされると収益が発生する仕組みだということを説明しましたね。
つまり、サイト訪問者が多ければ多いだけチャンスがある訳です。
そして、その訪問者を増やすための手段の1つとして、この「JLPT対策問題」を海外に向けて発信するのです。
日本語教師の方ならご存知だと思いますが、毎年、JLPTの受験者は増加傾向にあり、2017年には90万人近くまで達しています。
ですから、JLPTの問題や解説なの書けば、この受験生からの閲覧を稼ぐことができ収益のチャンスになります。
4. 文法の解説・語彙の説明
これも日本語教師にかなり需要のある内容ですね。
特に中上級になってくると似たような文型が増え、かなりややこしくなってきます。
ですから、似たような文型を取り上げ、その違いを書けると訪問者を増やせると思います。
また、日本語の語彙も同じく似たような単語がたくさんありますね。例えば「準備」、「用意」、「支度」などです。
こういった似た単語の違いを説明することも日本語教師に求められるので、かなり授業が高いトピックだと思います。
アクセスが増えれば広告がクリックされる可能性も増えるので、Google Adsenseでの収益が見込めます。
5. 日本文化
日本語教師の仕事は、もちろん日本語を教えることが主ですが、時には日本の文化について紹介することもあります。
でも、日本文化を理解してない人や日本語を教えるにあたり、改めて勉強したい人もいるはずです。
そういった人のために日本の伝統行事やマナーや習慣などを発信できればアクセスが見込めますし、日本語教師以外からのアクセスも見込めることでしょう。
6. 間接法での日本語の教え方
日本国内の学校では、直接法での教え方が主流ですが、今度はどうなるかわかりません。
というのも、最近では「まるごと」や「できる日本語」、「つなぐ日本語」などタスクを中心とした教え方が注目されつつあるからです。
これらの教科書では、まずタスクをやってみてから文型を勉強するという流れになっているため、授業の進行には英語(あるいは媒介語)が必要になります。
そのため、今後は間接法も交えた日本語の教え方が重要になってきます。
でも、我々のほとんどが養成講座で学習したのは直接法での教え方ではないでしょうか。
ですから、間接法を交えた教え方を紹介できれば、サイトを訪問してくれる人が増えることでしょう。
7. ヒューマンアカデミーを紹介する
日本語教師養成講座の大手「ヒューマンアカデミー」のアフィリエイトプログラムがあるので、提携することで成果型広告をサイトに貼ることができます。
自分のブログ上でヒューマンアカデミーの魅力やおすすめポイントなどを紹介し、訪問者がそれを見てヒューマンアカデミーから資料請求(無料)をした場合、833円の収益が発生します。
なお、ヒューマンアカデミーのアフィリエイトは先ほども紹介した、「A8.net」と「バリューコマース」で申請が可能です。
以上が僕が考える「日本語教師がブログで稼ぐために書くべき項目」になります。
基本的には日本語教育に関してブログを作る場合、Google Adsenseが収益の中心になると思いますが、PV(閲覧数)が増えればある程度、稼げるようになります。
実際に、日本語教育関連のブログで有名な「日本語教師N1et」では毎月10万以上のPV(閲覧数)があるようなので、それぐらいのPVがあればAdsenseだけでも、2〜3万円の収益が見込めます。
たった2〜3万と思う人もいるかもしれませんが、教育関連のブログは情報が古くなりにくいため、継続的にアクセスが見込めますし、毎月2〜3万円自動でお金が入ってくると思えばかなり好条件ではないかと思います。
これからブログを始めようと思っている日本語教師の方へ
今回はブログで収益を得る仕組みと日本語教師がブログで稼ぐ方法を紹介しました。
仕組みや稼ぎ方をだいたいは理解できましたか?
この記事を読んだ人の中には「仕組みはわかったけど、どうやってブログを始めれば良いのかわからない」という人もいると思います。
そこで、今後はブログを始める方法やブログのデザインなどについて紹介して行こうと思います。
記事が出来上がるまで、今しばらくお待ちください。