
「〜が欲しい」や「行きたい、食べたい、飲みたい・・・〜たい」と言いたい時、英語では"want"を使って表現しますね。
タガログ語では、どうやって言うかご存知でしょうか。
今日はタガログ語で「欲しい」、「〜たい」と言いたい時にどう言えば良いか勉強しましょう。
タガログ語で「〜が欲しい」はどういうの?
タガログ語で、「欲しい」は"gusto (グスト)"と言います。
ですから、「お金が欲しい」と言いたい時は"Gusto ko ng pera.(グスト コ ナン ペラ)"、「水が欲しい」と言いたい時は"Gusto ko ng tubig.(グスト コ ナン トゥービッグ)"と言います。
"ko"は「私」と言う意味です。
"ng"は文を繋ぐために必要なリンカーと呼ばれるもので、ここでは詳しい説明はしませんが、「目的語の前にはngを置かなければならない」とだけ覚えておいてください。
タガログ語の基本語順はVSO(動詞+主語+目的語)となっているので、V = guto、S = ko、O = pera / tubig となります。
以下に疑問文の形も一緒にまとめておきますので、覚えておきましょう!
→ 私は(名詞)が欲しいです。
→ 君は(名詞)が欲しいの?
→ 君は何が欲しいの?
「〜が欲しい」を使った例文
では、「〜が欲しい」の例文をいくつか見ておきましょう。
●私は本が欲しいです。
Gusto ko ng libro.
グスト コ ナン リブロ
●あの鞄が欲しいんですか?
Gusto mo ba ang bag na iyan?
グスト モ バ アン バッグ ナン イヤン
●誕生日に何が欲しいの?
Anong gusto mo sa kaarawan mo?
アノン グスト モ サ カアラワン モ
●彼はパソコンを欲しがっています。
Gusto niya ng computer.
グスト ニャ ナン ナン コンピューテル
タガログ語で「〜たい」はどういうの?
「〜が欲しい」の表現はだいたい理解できましたでしょうか?
それでは、次に「行きたい」、「食べたい」など「〜たい」と言う時にはどう言えば良いのでしょうか。
英語の場合は、"want to eat"や"want to go"などwant と動詞の間に前置詞"to"を置いて文を作りますが、タガログ語の場合、前置詞は不要で、gusto + (主語) + 動詞で「〜たい」を表します。
例えば、「食べたい」は "gusto (主語) kumain"、「飲みたい」は"gusto (主語)inumin"となります。
以下に、「〜たい」の文の形をまとめておきますので、フレーズとして覚えてしまいましょう。
→私は(名詞)を 〜たいです。
Anong + gusto + mo + 動詞(不定相 パターン2)?
→何を〜たいの?
「〜たい」を使った例文
では、「〜たい」を使った例文をいくつか見ておきましょう。
●シニガンが食べたいです。
Gusto kong kumain ng sinigang.
グスト コン クマーイン ナン シニガン
●ミルクが飲みたいです。
Gusto kong uminom ng gatas.
グスコ コン ウミノム ナン ガータス
●ミルクが飲みたいの?
Gusto mo ba uminom ng gatas?
グスコ モ バ ウミノム ナン ガータス
●MOAへ行きたい。
Gusto kong pumunta sa MOA.
グスト コン プムンタ サ モア
MOAはMall Of Asiaの略で、フィリピンで一番大きいモールのことです。
●本を読みたいの?
Gusto mo ba bumasa ng libro?
グスト モ バ ブマーサ ナン リブロ
●何食べたい?
Anong gusto mo kainin?
アノン グスト モ カイーニン
●何飲みたい?
Anong gusto mo inumin?
アノン グスト モ イヌミン
●何見たい?
Anong gusto mo panoorin?
アノン グスト モ パノーリン
●何したい?
Anong gusto mo gawin?
アノン グスト モ ガウィン
●何を知りたいの?
Anong gusto mo malaman?
アノン グスト モ マラーマン
●何を買いたいの?
Anong gusto mo bilhin?
アノン グスト モ ビルヒン
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はタガログ語で「欲しい」や「〜たい」と表現するには"gusto"を使うことを紹介しました。
日常会話でよく使ったり、聞いたりするとても重要な言葉で、しっかりと覚えておきましょう!
それでは、また。