
日本語教師の仕事で大変なことと言えば、「授業準備」ではないでしょうか。
具体的には教案作りと絵カードや文字カード、練習問題などの準備です。
教えている時は楽しいのですが、毎日の準備に追われ、身も心もヘトヘト。せめて準備に取られる時間をもう少し削減できれば、なんて思っている方もたくさん、いらっしゃると思います。
そこで、今回は絵カード作成に役立つウェブサイトをまとめてみました。
今回紹介する無料のウェブサイトをうまく利用して、準備にかかる時間を削減しましょう!
目次
1.いらすとや
かなり知名度の高いウェブサイトです。日本語教師の方なら、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
可愛らしいイラストがたくさんあり、場面設定もとても細かいです。
他のサイトでは、ただ、物や人物が描かれたイラストが多いですが、このサイトは状況設定がきちんとされていて、かなり応用が可能です。
2. みんなの教材サイト
国際交流基金の公式サイトで、日本語教育関係者の方々が、視覚教材、ワークシート、文型説明、音声教材、などをこちらでアップロードしているサイトです。サイトにアクセスするには会員登録が必要です(無料)。
このウェブサイトでは、初級の動詞・形容詞の絵カードが全てダウンロード可能です。絵もデザインも素晴らしく、授業でかなり役に立つと思います。
ウェブサイトの速度が少し遅いので、今後、もう少し速くなることを期待しています。
3. 日本語教育のためのイラスト教材
日本語教師の方が、自ら描いたイラストをブログで公開されています。「みんなの日本語」を中心に授業で使えるイラストが何点かあります。
数はあまり多くないですが、絵が描けない人には大変助けになるサイトです、
最近は更新されていないようですが、今後、またイラストが増えることを期待しています。
4. 自動詞と他動詞のイラスト集
5. 写真AC
授業でいつも絵カードばかり使うのも悪くないですが、レベルが上がってきたら、写真もほしくなるところです。
そんな時にはこのサイトを利用します。全て、フリーでダウンロード可能なので、検索ボックスで欲しい写真を検索して、じゃんじゃんダウンロードしてしまいましょう。
6. 日本語の絵
「日本語教育のためのイラスト教」と同様に他の日本語教師の方が、授業のために作ったイラストを公開してくださっています。
「場面別」、「文型別」などカテゴリー別にイラストが分かれているので、欲しいイラストが探しいやすいでしょう。
また、こっちの方が絵も可愛らしくて、使いやすいです。
一度、サイトをチェックしてみてください。
7. つなぐにほんご 絵カード
日本語教師養成講座で有名なビューマンアカデミー開発の教科書「つなぐにほんご」の絵カードです。
こちらはなんと「つなぐにほんご」の公式サイトから無料で全てダウンロード可能です。「つなぐにほんご」を使ってない方でも、十分利用できる絵カードがあるので、チェックしてみてください。
教科書を持っていない方でも公式ページに文型リストがあるので、それを参考にしながら絵カードを探すと良いでしょう。
トピックシラバスの教科書なので、場面別に使える絵カードがあって、なかなか良いと思います。
なお、教科書は以下です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は無料でダウンロードできる絵カードをテーマにまとめて見ました。他にも色々なサイトがありますが今回紹介した7つのサイトをうまく使えば、だいたいは欲しい絵カードは手に入ると思います。
日頃、授業準備に忙しい方は、これらのサイトをうまく使って、効率よく準備しましょう。
それでは、また!